SFC修行 1レグ目 地元→羽田 B767-300 ~晴天なれど~
修行の朝は早い。
1便目の出発時間は7時40分。
前日は仕事の飲み会であった。
まだ暗いうちから空港へ向かう準備をする
パソコン、カメラ、携帯、宿泊セット・・・
よし、完璧だ―!( ゚Д゚)
空港に着いたのは出発の40分前。
国内線としては十分余裕のある時間だ。
非常に天気もよく、雲もほとんどない、まさに絶好の飛行日和!
幸先いいなぁ
羽田乗り継ぎが20分しかないため、
念のためグランドさんに声かけとこうとカウンターへ。
「お調べしますので、搭乗券お願いします」
そこでハッと気づく。
・・・財布がない ( ゚Д゚)
前日の飲み会用の肩掛けバッグのなかだ (´・ω・`)
いきなりのミスに慌てるが、ここは冷静にできることと出来ないことを考える。
携帯はある。
搭乗券は携帯ICでなんとかなる。
が、念のため、全行程を発券してもらう。
その際、羽田から沖縄にいってすぐ戻ることがばれ、グランドさん苦笑w
お忙しいんですね、っと一言いただいた。
食事と飲み物は1日5回もでてくるので問題なし。
宿泊は羽田のファーストキャビンの予定だ。
あ、現地支払いのみだった・・・
この際、ベンチで野宿もネタ的にはおもしろいとは思ったものの、
送ってくれた美人天女様にお借り申し上げることにした。
ありがたやありがたや。
免許証とかANAカードとかないので、墜ちたら身元不明人だな。
結局、保安検査場を通過したのもギリギリの15分前。
ゲートにつくとすでに搭乗が始まっていた。
朝一の便のためか、普段よく乗る夕方の便より旅行客が多い気がした。
楽しそうな雰囲気に少し気分を持ち直す。
気を取り直してプレミアムシートへ。
座席は一般的な革張りのものだった。
以前たまたま乗れた787のプレミアムシートは国際線のビジネスクレードルで、非常によかった。
しかし、これもこれで、なんでも客の声からできたシートとか。
国内線最大の130度リクライニング、折り畳みのない大型テーブル、圧迫感のない大型仕切り、滑りにくい蒸れにくい革張りシートなどなど、なるほどと納得できる座り心地。
レバーは3つあり、それぞれ、リクライニング、フットレスト、フットレスト昇降が可能。
レバーそれぞれの図は重なり合って少し見えにくく、引いてみるまでその挙動は理解しづらい。
足元の余裕はさすがプレミアム。
私の短い脚では前に届くか届かないかぐらいである。
前席の下に荷物を置けないのは残念だが、近年のアメリカ連邦航空局(FAA)の方針だとか。
全席背もたれには2か所コートハンガーが備えられている。
CAさんがジャケットを預かってくれるが、こちらを利用してもよさそうだ。
真ん中の座席は2か所あるので特に冬場は助かる。窓側2席は1か所だ。
\
今日は晴天。
揺れそうもないので、離陸してすぐにキャプテンはシートベルトサインを消してくれた。
すると間もなくプレミアム御膳が配膳された。
相変わらずおしゃれでかわいい容器。
ところが地元発便のプレミアム御膳はどうしても地元の大手有名仕出し会社になってしまう。
その名をみるとなんだか郷土料理の味がして、旅するノスタルジックな雰囲気になれないのが残念。
しかしプレミアム御膳となると不思議なもので、普段苦手な食材も食べれてしまう。
なんだかんだ楽しんだ。
さて、プレミアムクラスには一般席では提供されない専用のドリンクがある。
これを今回の旅では、一通り試そうと思う。
記念すべき一回目はどれにしようか。
乗り継ぎに走る可能性を考えると、アルコールは我慢して、プレミアムクラス専用のスターバックス提供ANAオリジナルコーヒーBrew of nature~大地のしずく~とした。
そうこうしているとキャビンアナウンスで、窓には富士山とのこと。
残念ながら反対の座席であったが、幸いすいていたので、反対の窓から撮影した富士山。
雪化粧がちょうどよく、たいへんきれいであった。
何度見ても感動する、そんな誇れる富士の国に生まれてよかったなーとつくづく思った。
東京にちかづくと少し厚めの雲がかかっていたが、特に問題なさそう。
するとキャプテンアナウンスで、5分遅れる見込みとのこと。
乗り継ぎは20分から15分に短縮された模様。
着陸態勢に入るとともに、降りる準備を整え、ダッシュできるようにした。
念のためCAさんに乗り継ぎ時間が短いことを伝えると、羽田の地上員にも伝わっております、とのこと。
これなら多少遅れても待ってくれそうだ。
羽田着陸は8時50分。
ゲートインは9時ちょうどであった。
那覇便は9時15分。
標準的な羽田乗り換え時間は最低25分かかるそうだが、
到着は56番ゲートのようで、那覇便は59番ゲート。
よかった。わりと近い。
ドアハッチの前に並ぶ。
さぁ、間に合うか?
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