SFC会員を目指すことになったきっかけ ~まずはじめに~
久々の出会い
きっかけは、2016年9月中旬、オーストラリアはシドニーへの海外出張の際、地元の空港ラウンジで羽田への出発便を待っていたときのこと。
家の近くのバス停からのんびりバスに揺られながら空港へ来た。
残念ながら地元の空港にはANAラウンジは存在せず、ゴールドカード会員用の空港ラウンジしかない。
そもそもANAプラチナ会員でもなかったし、その日はプレミアムシートを利用するわけでもなかったので、ANAラウンジがあっても、入れなかったわけですが。
空港ラウンジにつくと声をかけられた。
大学卒業して以来、会えていなかった部活の先輩だ。
久しぶりの再会に、昔話にしばし花が咲く。
明日東京で試験があるとのこと。
ぜひ頑張ってください、とお伝えしたところ、腕時計を忘れた、と、ちろっと腕を見られる→えw
必ず試験受かってくださいね、と念を押してお貸しする。
貸さなくて落ちられたら嫌ですもんね。
こちらは海外出張とはいえ、スマホもあるし、まぁ、えっかと。
その先輩は今回、東京までプレミアムシートであったが、
食べないので降機時にお礼替わりにプレミアム御膳(機内弁当)をいただいた。
その時にいわれたのである。
「シドニーか。SFC会員、那覇往復とか、ちょっと頑張れば届くんじゃないか?」
その時はピンとこなかったが、シドニーについたあと、少し調べてみた。
SFC会員とはスーパーフライヤーズカード(SFC)会員というANAのプレミアムメンバーサービスのこと。
プレミアムポイントが関係しており、5万ポイント貯めるとなれること。
シドニーはアジア・オセアニア路線で路線倍率が1.5倍でつき、距離も長いのでプレミアムポイントがたくさんもらえること。
那覇は国内路線で路線倍率が2倍つき、国内では距離が長いので、修行僧ご愛用の路線であること。
自分はプチ出張族である。
毎月、というほどではないが、地元から東京へは年に7-8回、出張がある。
これに加え、年に一回ほど、海外出張が加わる。
このおかげで例年、プレミアムポイントは2万いかないぐらいは自然と貯まっては消えていた。
プレミアムポイントができた当初に、どういうものか調べた記憶はあるが、
プレミアム会員達成には莫大なお金と時間がかかること、自分にはそれに対するメリットがあまりないこと、などが理由で意味のないものとして扱ってきた。
このため、その存在理由すら忘れていたのだ。
その時点で、自分のプレミアムポイントは19500程度。
帰りの便だけで8400ポイントもらえることがわかった。
帰ったら約28000ポイント。
今年5万ポイント達成を目指すなら残り3か月で22000ポイント。
残りの出張回数から、自費で往復しなければいけない那覇は3往復。
総額にして約20万円の費用。
そのメリットが果たしてあるのかどうか。まだよくわからなかった。
そんな折、帰りの便は生まれて初めて無償アップグレードでプレミアムエコノミーとなった。
・・・違う、これは違う。これはエコノミーとは天地の差がある!
国際線ではいつも寝ていると足が痛くなったものだが、そういったことは全くなく、快適に眠ることができた。
もはやSFC会員のプレミアムエコノミーアップグレード特典が、十分なメリットとしか考えられなくなったのだ。
このとき、SFC会員を目指すことが決まったのである。
ANAの戦略にまんまとはまった瞬間であった。
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